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| | 自動車を正面
から見た時、 タイヤの倒れ角度を表わします [図2参照] タイヤの上側が外側へ倒れている時[V字型]
[ポジティブキャンバー]
[+キャンバー]と呼びます。
タイヤの上側が内側へ倒れている時[八の字型] [ネガティブキャンバー]
[−キャンバー]と呼びます。 | | 図
2 |
目的 | 前輪にポジティブキャンバーをつける事でパワーステアリングのなかった時代、FR車の旋回時にステアリングの操作力を軽減させていました。[ネガティブキャンバーの時は逆に操作力が重くなります]前輪のタイヤに加えられる力をできるだけスピンドルの根元にあるベヤリングに負担させホイールの抜け出しを防止する役目をします。[ネガティブキャンバーの時は逆になります][図3参照]
現在の自動車はほとんど扁平タイヤの装着などでキャンバー角 は小さくなっていますが、一部のスポーツ車にはコーナーリン
グ重視でネガティブキャンバーになっているものもあります。 | ポジティブ キャンバー | ネガティブ キャンバー
| | 図
3 |
症状 | キャンバーをポジティブに傾け過ぎるとタイヤの外側、またネガティブに傾け過ぎるとタイヤの内側が偏磨耗します。
キャンバーとタイヤの偏磨耗は密度な関係がありキャンバーの左右の不揃いはステアリング の流れの原因になります。 |
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